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20090923

Cryptocoryne zukalii

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私はブリトゥン島で100以上のクリプトコリネロカリティーを確認しているが、その中で1産地(チャンコッ村)と言う非常にレアな分布域を持つのがこのクリプトコリネ・ズカリーである。
本種はコルダータのような形状を有しているが主な違いとしてはあまり胴が長く伸びず、首から下に赤いグラデーションが入るという違いである。ケトル内部はコルダータvarコルダータと異なり上部が薄く赤く色が入るものもあり、雌蕊形状はコルダータよりもバンカエンシスに近い。
草体形状はバンカエンシスではなくコルダータ種に近い。



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今回私は空港からこの場所に直行してその変貌に驚愕した。ベリトゥン島には季節が3つあるのである!一つは雨季、暑期(乾季)、乾燥期である。
雨季のこの場所は水量が非常に多く人の背丈ほど深さの川が流れており、乾季には水深が浅くなる、そして乾燥期には水が消滅して川では無くなってしまうのである。
基本的にクリプトコリネは安定した環境を好む植物であるため乾季に水が干上がるような川には適さないのが常識だが、今回はその常識を打ち破った。
クリプトコリネ・ズカリーは乾燥期になると耐久葉を残して草体を縮小し、完全に休眠状態になっているのが分かる。これはあまりないクリプトコリネのパターン変化の一つで非常に興味深く、苦労してやってきた甲斐はあったのかもしれない。



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一日のために

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ブリトゥン島は最近フライトも増えて通常の時期であればとても容易にアクセスできる場所でもあるが、今回はハリラヤ期間中なのでインドネシア国内線フライトはキャンセル待ちを狙わない限り取れないような状況下になっている。
実際にブリトゥン入りして帰りのフライトキャンセルは取れそうもなく、滞在期間は1日、ジャカルタに帰るために5日の日程でやってきたがそれでもかなり難しそうな状況で、船もかなり際どい状況下という事実が判明した。空港到着時にキャンセル狙いの現地人でごった返している光景が目に入ったからだ。
国際線を蹴ってチケットを買いなおすのは容易だが、日本での仕事を蹴るのは選択肢としてないため、ブリトゥン入りしたその日から帰還ゲームは始まってしまった。
ベリトゥン島で私に与えあれた時間は24H、もうストップウォッチのスイッチは押されている。

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